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ベトナムにおける工業不動産業:2020年の動向と2021年の予測

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目次

  • 1.ベトナムにおける工業団地の着工数・規模が拡大
  • 2.工業不動産セクターにおける売上の動向
  • 3.工業不動産セクターの株価は上昇傾向

新型コロナウイルス感染の拡大により、グローバル的に経済のダメージを受けている背景において、ベトナム企業にとっても2020年が大変な年だと多くの企業の声が出た。しかし、ベトナムでは2020年に経済の成長率が下がったが、プラス成長率であるため、工業不動産をはじめいくつの産業には積極的な成長性がみられている。本レポートにおいて、ベトナムの2020年の工業不動産の動向と2021年の予測を中心に分析する。

1.ベトナムにおける工業団地の着工数・規模が拡大

一つ目、2020年において、ベトナムにおける新築工業団地の着工数・規模が拡大していく傾向がある。ベトナム計画投資省が管轄している経済特区管理局によると、2020年末までに、ベトナム全国では369カ所の新規工業団が新たに建設されて、そのうち284カ所は稼働していると発表があった。369か所の新規工業団地の敷地面積は114,000ヘクタールであり、そのうちリース目的工業団地の面積が約42,200ヘクタールでoccupacy rateが54.4%。その他、稼働開始済みの工業団地の場合、occupancy rateは約70.2%で高い水準と評価されている。Occupancy rateは前年より多少減少してきたが、工業団地の数量及び稼働済みの工業団地の数量を見ると、2020年には全体的に増加した。

 

2.工業不動産セクターにおける売上の動向

工業団地の不動産業の主要市場プレーヤーの企業では、コロナの影響により、前年と比較すると多少減少しているが、売上が増加する企業もいる。2020年第一四半期に直接投資額(FDI)が減少して、企業の休業等により、工業不動産の売上と利益も減少してきた。具体的に、上場の18社の工業不動産企業の2020年9月時点の売上の実績をみると、前年同期と比較すれば、約6.8%減少し、税引後の利益からみるt、約13.9%減少してきた。ただし、2020年には前年と比べると税引後の利益が30%以上増加してきた企業も少なくなく、利益が80%増加した企業もある。

3.工業不動産セクターの株価は上昇傾向

三つ目、ところで工業不動産業の株取引の動向からみると、工業不動産業における企業の株価が幅広く増加する動向がみられている。企業によって、株価の増加率は異なっているが、平均増加率は20%以上で、株価が109%増加した企業もある。2020年12月末に一番高い株価は工業不動産の企業の株となっている(NTC:294,500VND)。工業不動産企業の業績が多少減少していても、株価が増加している傾向の理由としては、新型コロナウイルス感染拡大により、ベトナムへ企業移転増加で工業不動産の主要が高まることに対する市場の期待があることだと思われている。特に、多くのグローバル企業は中国からベトナムへ生産拠点をシフトさせる動きがみられているので、ベトナムは魅力的な投資先として、工業不動産の需要は高まるの間違いがない。

2021年にはベトナムの経済の成長は2020年より増加すると多くの機関に予測されている。ベトナム経済研究所の予測によると、2021年のGDP成長率は高いシナリオであれば、6.9%で、通常のシナリオであれば5.49%で、低いシナリオであれば3.48%だと予測されている。つまり、ベトナムの経済は今後とも伸びていき、特にベトナムは多くの海外企業の生産拠点として注目されているので、工業不動産は最も成長していく産業だと評価されている。

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