ランキング上位には、通信、飲食料、金融、不動産、IT、小売業界における大手企業がランクインしており、その多くは設立から10年以上が経過している企業である。 これらの企業は今後のベトナム経済を牽引する主要な企業であると考えられ、近年も高成長を維持している。特に上位2社のViettel社とビナミルク社は日本でも注目されているベトナム企業である。この2社について少し詳しく見ていきたい。
※フォーブスベトナムはフォーブスアメリカの算出方法に基づいて、各企業のブランド価値を計算しており、ベトナムにおける上位ブランド100社を選出後、企業の財務諸表に基づいて、無形資産として貢献する価格からブランド価値を計算。各産業における株価収益率の比較に基づいて、全体的なブランド価値を計算するほか、非上場企業の場合は、同じ業界に属する企業と比較することでブランド価値を算出しているという。