M&Aアドバイザリー

M&Aアドバイザリー

ベトナムでのM&Aを成功させるためには、単なるマッチング(仲介)だけでは不十分です。

ONE-VALUEは、ベトナム特有の複雑な法規制や商慣習に精通したファイナンシャル・アドバイザー(FA)として、戦略立案から条件交渉、DD(デューデリジェンス)、クロージング後のPMIまでを一気通貫でご支援します。

一般的なM&A仲介会社・他社コンサルとONE-VALUEの違い

比較対象特徴と課題ONE-VALUEの強み
一般的な仲介会社マッチング(紹介)が主業務であり、その後のDDや条件交渉、PMIまでは深く関与しないことが多い。紹介にとどまらず、調査・交渉・PMIまで「実行部隊」として伴走します。
大手コンサル・FAS財務・法務の専門性は高いが、費用が高額になりがちで、現地の「泥臭い交渉」や「小回りの利く対応」が難しい場合がある。ベトナム現地に精通した専門家が、適正価格(コストパフォーマンス)で現場感のある支援を提供します。

ONE-VALUEのアドバイザリーサービス3つの強み

1. ベトナム企業との「交渉力」と「着地させる力」

ONE-VALUEの最大の強みは、ベトナム企業との交渉力です。代表のPhi Hoa(フィ・ホア)をはじめ、日本とベトナム双方の商習慣を熟知したコンサルタントが、強気な交渉に出がちなベトナム企業と、慎重な日本企業の間に入り、Win-Winとなる落としどころを見つけ出します。

特に、売り手企業の希望売却価格が高すぎる場合の値下げ交渉や、コンプライアンス遵守(法令違反の治癒)を条件に盛り込むなど、貴社の利益を守るためのタフな交渉を代行します。

2. 法務・財務・税務を網羅する「インハウス専門家チーム」

M&Aには、財務・税務・法務など多岐にわたる専門知識が必要です。ONE-VALUEは、社内にこれらの専門家チーム(ベトナム人弁護士、会計士等)を擁しており、外部機関への再委託(丸投げ)を原則行いません。

これにより、情報の分断を防ぎ、DD(デューデリジェンス)から契約書の作成まで、圧倒的なスピード感と一貫性を持って対応することが可能です。

3. 複雑な外資規制をクリアする「スキーム構築力」

ベトナムの外資規制は複雑で、頻繁に変更されます。単純な株式譲渡では参入できない分野であっても、ONE-VALUEは最新の法規制に基づき、スキーム(出資構造)を工夫することで参入を可能にします。

例えば、国営企業への出資や、複数のライセンスを持つ企業との合弁設立など、難易度の高い案件においても最適なストラクチャーを提案します。

アドバイザリー業務の具体的な支援フェーズ

ご契約後、M&Aの実行フェーズ(エグゼキューション)における標準的な支援内容は以下の通りです。

基本合意・条件交渉(初期交渉)

  • 売り手企業への意向表明書(LOI/NBO)の作成支援
  • 独占交渉権の獲得に向けた交渉
  • 大枠の条件(価格レンジ、スキーム、スケジュール)の合意形成

デューデリジェンス(DD)のマネジメント

  • 財務・税務・法務・ビジネス・人事など、必要な調査項目の設計
  • Q&Aセッションの運営と、発見されたリスク(簿外債務やコンプラ違反等)の分析

最終契約書の作成・交渉(SPA/SHA)

  • 株式譲渡契約書(SPA)、株主間契約書(SHA)のドラフト作成
  • DDで発見されたリスクへの手当て(表明保証や前提条件への組み込み)
  • 最終的な譲渡価格や条件の交渉・締結支援

クロージング・行政手続き

  • 投資登録証明書(IRC)や企業登録証明書(ERC)の変更申請サポート
  • 出資金の送金手続きや、当局への報告対応

柔軟な報酬体系・サービスプラン

お客様のニーズや社内体制に合わせて、2つのサービス形態をご用意しています。

リテーナーフィー型サービス

貴社(買い手)の専属アドバイザーとして、貴社の利益を最大化するために戦略的に動きます。リテーナーフィー(月額報酬)と成功報酬を組み合わせたプランです。

マイルストーン型サービス

売り手と買い手の間に入り、中立的な立場で円滑な成約を目指します。マイルストーン方式(着手金、中間金、成功報酬)での対応が一般的です。

※案件の規模や難易度に応じて、最適なプランをご提案します。

ベトナムM&A仲介・支援の実績

ONE-VALUEは、製造業、物流、エネルギー、IT、小売・サービスなど、幅広い業界でM&Aを成約に導いてきました。国営企業や上場企業の大型案件から、中堅・中小企業の事業承継案件までさまざまな成約実績を有しています。

【ベトナムM&A仲介・支援実績一例】

  • 物流業界:日系大手物流企業による、ベトナム国営郵便企業の事業調査および業務提携支援
  • エネルギー業界:日本の電力大手企業による、ベトナム再エネ発電事業(SPC)への出資・買収支援
  • 製造業界:日系化学企業による、ベトナム国営プラスチック製造企業への出資・株式取得支援

ベトナムM&A・アドバイザリーに関するご相談

ベトナムでのM&Aを成功させるためには、現地の法規制や商慣習に精通した専門家によるサポートが不可欠です。

ONE-VALUEは、ベトナム特化のFA(ファイナンシャル・アドバイザー)として、貴社の利益を最大化するための戦略立案から交渉、クロージングまでを一気通貫でご支援します。まずは専門家の知見をご活用ください。貴社の課題解決に向けて、ONE-VALUEが誠実にご支援いたします。

  1. 公開中の案件情報を探す(VietBiz M&Aプラットフォーム) 自社運営メディア『VietBiz』にて、現在募集中のM&A・買収案件の一部を公開しています。 地域・業界・予算感などで検索が可能です。まずは市場に出ている案件の相場感を知りたい方は、ぜひご覧ください。 →【ベトナムM&A案件一覧を見る】
  2. M&Aスキーム・交渉に関する個別相談(無料) 「交渉が難航している」「適正価格が知りたい」「外資規制のクリア方法を相談したい」という方は、コンサルタントへ直接ご相談ください。 貴社の状況をお伺いし、最適なM&Aスキームや交渉戦略をご提案します。 →【個別無料相談を申し込む】
  3. サービス資料のダウンロード ご検討に役立つ、より詳細な資料をご用意しております。 →【サービス資料をダウンロードする】

よくある質問(FAQ)

Q. 仲介会社とFA(アドバイザリー)のどちらを選ぶべきですか?

A. ベトナムM&Aにおいては、FA(アドバイザリー)の起用を推奨します。情報の非対称性が大きく、リスクが潜在しやすい市場であるため、中立的な「仲介」よりも、貴社の利益を守るために専門的な調査や交渉を行う「FA」の方が、結果として安全かつ有利にプロジェクトを進められるケースが多いためです。

Q. 交渉が決裂した場合の費用はどうなりますか?

A. 弊社のアドバイザリー報酬は、基本的に成功報酬がメインの体系となっております(プランによります)。交渉が決裂し、最終契約に至らなかった場合、成功報酬は発生いたしません。ただし、そこまでに実施した実費(調査費用やリテーナーフィー等)についてはご請求させていただく場合がございます。

Q. 契約書の作成やベトナム当局への申請も任せられますか?

A. はい、可能です。株式譲渡契約書(SPA)や株主間契約書(SHA)のドラフト作成から、投資登録証明書(IRC)の変更申請などの行政手続きまで、弊社の法務チームがワンストップで対応いたします。